ぞうごの会

ステップアップを目指す勉強会・懇親会@上海

#58 なぜ社長は間違えたのか?

出席者

ぞうごの会 8名
上海文具愛好会 9名
 
 
 駐在員の多くは、本社と現地スタッフの板挟みのなかで仕事をしています。業績を上げなくてはいけない。そのプレッシャーの中で独り悩み、モガいて進めないと言った状況に経験はありませんか。端から見ればたわいもないことでも、当事者になるととんでもない難題にみえることがあります。
 
 上海にいる方々には思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
 
 今回のぞうごの会では、そんな状況に追い込まれた社長のケースを取り上げました(出典「白熱教室:なぜ社長は失敗したのか?」
 
 
「なぜ社長は間違えたのか?」
#58「なぜ社長は間違えたのか?」
 
ケース
・会社:米国に本社のあるIT企業
・主人公:日本支社長の高橋社長
・状況1:高橋社長は開発部長から大抜擢された
・状況2:本社製ソフトの販売が好業績で社員50→90
・状況3:支社製ソフト販売のプロジェクト立ち上げ中
・状況4:組織改革の為に外部より社長室長を採用
・状況5:急激な組織改革
 ・社長からの指示は社長室長を通してでるようになる
 ・社長以下フラット組織から、社長・部長・社員の3層構造の組織に変更
 ・週一の全体会議を月一に減らし、部長会議を週一開催
 ・社内アンケートを実施し、組織の問題点を解消
・状況6:社内コミュニケーションの悪化
 ・社内からのクレーム
 ・社長室長の孤立化
・状況6:業績の悪化
 
 このケースについて、「白熱教室」では教授より3つの問いかけがあります。ぞうごの会では、出席者全員でこの3つの設問についてディスカッションをしました。
 
 設問1「高橋社長は、なぜこの改革を行ったのか?」
 設問2「改革のどこが間違っていたのか?」
 設問3「君なら高橋社長にどんなアドバイスをする?」
 
 出席者からの回答は発表資料にまとめました。
 
 
 
 「白熱教室」の番組自体を見ることも面白いですし、とても為になります。けれど、今回のぞうごの会では、大勢で見ることの面白さを発見できました。出席されていう方々が、実際に組織を動かしているポジションにあり、具体的な現場の話がでてきました。また、それぞれが異なる考え方や、主張があり、見ているポイントが違うのもおもしろかったと思います。
 
 
 実際の番組ないのMBA生による、ディスカッションもとても参考になるので、是非一度見てみてください。クラスの最後の方では、教授から良い組織改革をする際の理論の説明があり、なるほどと思わされました。
 
 組織の問題は今も昔も変わることなく発生し続けています。このケースは、20年以上も前のものだそうですが、まったく同じことが今この上海でも沢山おこっているかと思います。かくゆう私も、組織改革のまっただ中にあって、とても参考になりました。私のキーワードは、「解答
」です。動画から探してみてください^^
 
 
17時からは「上海文具愛好会」ですよ。
 こちらは、上海文具愛好会ブログを見てください。主催メンバーの中北が、当日の盛り上がりを実況してくれています。(http://ameblo.jp/shanghai-bunguaikoukai/)今回のお題は、「どうやって使うの?この文具。」ちなみに、景品で当ったポメラを持って来られた方がいて、使い道が無いと言う話しなので、暫くお借り出来ることになりました。この原稿もポメラで作成しています。文章を書くのに集中出来るのが、最大の特徴ではと感じています。
 
それではまた!
 
 
 
〜ぞうごの会より〜
 独りで悩むみ行き詰まったら、外に出てみましょう。仲間を捜してもいいし、独りになってもいい。今の場所から離れてみましょう。頭の中がすっきりして、何をすべきかが見えてくると思います。もし、よければ「ぞうごの会」へ足を運んでみてください。^^