自分の小さな「箱」から脱出する方法
【書】自分の小さな「箱」から脱出する方法
【著】アービンジャー・インスティチュート
【年】2006年11月5日
【版】大和書房
この本は、社内の人間関係を真剣に考えている会社での取り組みを例として書かれています。ボトルネックを題材にした「ゴール」と同じ語り口調で書かれているためスラスラ読めてしまうのが嬉しかったです。筋書きは、新入幹部とのインタビューになります。
自分を取り巻く人間関係、それも状況をより悪化させる因果関係をとても明瞭に簡潔に説明してくれ、そこから抜け出す為の方法まで提示してくれています。
ストーリー形式で読みやすいこともありますが、大切な箇所は都度つど、イラストや太字の囲みリストになっているため、読み直しや、Pointを押さえたい時にも役立つかとおもいます。復読したい一冊となりました。
自分自身の経験ですが、13年の社会人経験を通して人間関係で困ったことはかなり有った方だと思います。上司との確執や部下とのトラブルがなかったことはありません。中国ではと強調したい箇所もありますが、それも「箱」の中に入っていると捉えて、精進して行きたいと感じました。