ぞうごの会

ステップアップを目指す勉強会・懇親会@上海

ぞうごの会50 読書会

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 50回目です。

 

 夏休みの時期とあって2人だけが出席です。スタバの窓際の席に座り、明るい場所での読書会。こういうのも悪くないですね。

 

 本を読むのが読書会です。しかし、皆さんは普段から読まれますか?ぞうごのメンバーの中には、毎日一冊は読まないと眠れない、本を読み疲れたので軽い小説を読んで一休みする、と言う本の虫がいます。それを聞いたときは、表では平成を保ちつつも、内心圧倒されてしまいました。そんな私の場合は、読む時は月3冊程度、読まない時は3ヶ月間以上いっさい本を開きません。机の上に積んどかれたり鞄の中に入ったりしている本は、まるで無かったもののように扱われてしまいます。皆さんの読書は、如何なものでしょうか?

 

 

 さて、読書会には、色々な目的があります。

 

 例えば、

 

  1. 定期的に本を読む。
  2. 買ったはいいけどツンドクになっている本の表紙を開く。
  3. 他の人の視点(好みと違う本)と出会う。
  4. 他の人と考えをシェアする。
  5. 要約と説明のスキルをブラッシュアップする。

 

 

 最初に読書会という単語を聞いた時の印象は、1と2と言ったところでしょうか。この二つだけだと、敢えて読書会を主催しようと思える動機は薄いのです。メルマガ等で、日本では読書会が熱いと読んでも、手を出さなかった理由です。先日の「全脳思考イントロダクション」セミナーで、講師の久木田さんが読書会を平行開催してくれました。その際に、3、4、5の面白さに取り付かれました。

 

 その読書会は、どのように進むのでしょうか。まずは、進め方をご説明したいと思います。

 

 

 読書会の進め方

 

 ①3分で持参した本を読みます。

  

 ②本について気になった言葉や質問をポストイットに書き本の表紙に貼り

  ます。これは、①の本を読んでいる際に同時進行で行ないます。

 

 ③右隣の人に自分の本を渡し、左の本から新しい本を受け取ります。

 

 ④ステップ①~③を参加者分繰り返します。

  5人出席之場合、5人×3分ですから15分ですね。

 

 ⑤自分の手元に戻ってきた持参した本を読みます(15分)。

 

   その本には、出席者が貼ったポストイットが沢山貼られているはずで

  す。全て持参した本について気になった箇所や質問になります。それら

  に回答出来るよう本を読んでいきます。

 

 ③一人3分間で、本の紹介を出席者に向かって発表します。

  質問の内容に答えるようにするのがPointです。

 

 

 かなりスットバシタ感じだと思いませんか?読書会とは言いますが、「本を読む」少し違う印象を受けました。短い時間で概要を把握して自分のものにすることを目的としています。久木田さんが言っておられたのですが、この方法は神田昌典さんが展開するリーディングフォーアクションというモノだそうです。

 

 「Reading for Action」直訳すると「行動する為の読書」です。英単語 Reading には、読書の他にも幾つか意味があります。読むこと、読む方法、読書力、読解力です。単純に「読書」とするよりも目的が明確になります。

 

 この読書会の特徴は、何と言っても最後の3分間の発表です。ステップ②に対しての質問に答えられない、時間が足りない、そもその何を説明したか分からない、等と色々なカベにぶつかります。短く纏のは、本当に難しい技術ですね。

 

 これは訓練が必要です^ ^

 

 

 今後も月一回は読書会を開いていきたいと思います。次回は、8月24日(土)。興味がわいたら出席して下さい。お待ちしています^ ^

 

 

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 今回の読書会では本は2冊。(出席者2人なので当たり前ですね。)

 

 

 書名:こころを開く「ほめグセ」の魔法

 出版:経済界新書

 発行:2012年8月7日

 著者:西村貴好

 

 書名:"自分の小さな「箱」から脱出する方法"

 出版:大和書房

 発行:2006年10月9日

 著者:アービンジャー インスティチュート

 

 

 

 読書会ブックレビューは、別途更新致します。

 

 

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3分で一冊。

 

 え?

 

 読書会ステップ①の部分です。やらなくては行けないのは、次の2点。

 

  •  気になる点を探すこと。
  •  本に対する質問を見つけること。

 

 

 久木田さんの読書会では、出席者全員が奇声を上げて驚いていました。3分で一冊ですから。でも、チョットしたコツで3分が十分な時間に変わります。

 

  • 表紙、背表紙、帯などから本の要点をつかみます。この本は〇〇の本だぐらいの言い切りで構いません。
  •  次に著者履歴、出版社、日付等を確認し、その本の位置づけを知ります。例えば経済に強い出版社で、大学教授(権威)が3年前(少し前の流行した経済状況や思想)執筆した。もしくは、主婦向けの雑誌を出版している会社から、往年の大女優(緩やかな権威)が、先月(今年の流行)執筆した。
  • 本をパラパラパラパラと前から後ろに後ろから前に素早くめくります。この時読んだ気になりましょう。不思議と内容が頭に入りやすくなります。
  •  目次を見て、ざっくりと本の構成を学びます。内容がどういう風に進んで行くのかが分かれば十分です。
  •  最後に本文です。章題、太字など協調された文章や単語、挿絵やグラフなど目に入る箇所を中心に見飛ばしていきます。

 

 

 

 上記の方法を使うと3分程度で本の要約が大体分かります(?)。もし熟読するにしても、一旦この方法を使っておくと、読書後に頭に残る内容が濃くなったります。もし宜しければ試して見てください^ ^