「中国でデータ暗号化をする際の規定」 ぞうごの会49
テーマ1:「中国でデータ暗号化をする際の規定」
講師: 雪岡さん
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ぞうごの会49のダイジェストになります。
ご入用の方には、当日の資料をご提供させて頂きます。
メールにてご連絡下さい。
連絡先:mmbs@zaowu.biz
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雪岡さんは、ネットマークスというネットワーク構築を請け負う会社の上海支店に勤めています。
ネットマークスは、アジアを中心に7カ国(中国、インドネシア、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム)に展開しており、アジア展開を考えておられる会社には打って付けのサービスを提供しますとのこと!
さて、とは言え自分は製造業出身。ネットワークのことにはトンと疎いのです。雪岡さんのお話は初耳の事だらけでした。(ちょっと頭が痛かったかな- -)そのネットワークの中でも「データ暗号化」を中心に纏めて頂きました。
中国では、「データの暗号化」が目的のソフトや機器の導入には、「申請」が必要なんだそうです。国に寄っては、暗号化そのものがNGというところもあるようなので、少しは隙間があるということでしょうか。
社内を結ぶ通信は暗号化されたデータを使うのが多いようです。日本と中国間
の通信接続やシステム統合をする際には、その暗号化が必要になります。すると
申請無しには、通信接続やシステム導入が出来ないと言う訳です。ただ、その申
請が非常に煩雑で難しく、最近は特に申請方法などについて問合せが多くなって
いるのだそうです。
暗号化に関する規定にはいくつかあり、違反した場合は?
>>> 使用機器没収、収入の3倍以下の罰金
都度、情報を出来るだけ集め、
冷静に対処し、
後は慣れるしか在りません。
その他にも中国的ということが在ります。
申請は、各地域の暗号管理委員会との密接な関係が必要だと言う事。これは、貿易をするさいの税務局や安全検査の消防局や公安局など一緒ですね。常日頃から良い関係を保っている事が、スムーズな業務遂行には必須です。例えば、いつも連絡を取っている担当者の急病などで対応に支障が起きると、その期間は業務にも問題が発生しやすいということです。(裏文言等が、、、。)勉強会出席者の口からは、色々な対処策が出てきましたが、ここでは割愛させて頂きますね^^
そして、気になったがコレ。その申請の際には、全ての仕様(プログラムやアルゴリズム)の内容を公開しなくてはいけないところ。その気になれば、全部 X X X !?
なんだか少し怖いですね。
データの取り扱いは慎重になりましょう^^