ぞうごの会

ステップアップを目指す勉強会・懇親会@上海

留学生の動機と目的、マインドマップ、今後10年中国でどう生きる(ぞうごの会35)

 華東師範大卒のメンバーが、こんなことを言っていました。「社会人になったら大学にいる時より勉強するはめになってしまった。こんなはずじゃなかったのに、、、(笑。」確かにそうですよね。学生の頃なら課題があり、こなせば良かった。社会人の勉強は、答えのない迷路に入って行く様なものです。学べども、学べども、我が頭よくならず、ぢっと天を見る(笑。はてさて、そんな思いまでして、なぜ勉強するのでしょうかね?


 そんな事を考えていたら、少しづつ仲間が増えてきました。メンバーに学生さんが入っています。彼女は、今回が3回目のぞうごの会。発表は初めてです。では、頑張って行きましょう。
 

今回のテーマ
「上海にいる日本人同世代の動機と目的」・・・ 田端
マインドマップ」          ・・・ 佐藤
「今後10年中国でどう生きる」     ・・・ 柴田






テーマ:『上海にいる日本人同世代の動機と目的』   ・・・ 田端

 田端さん友人5人の実例を紹介頂きました。田端さんがおっしゃったとおり、上海に10万人いる日本人の中の、5人ですから試料数としては少ないと思います。しかし、アンケートなどで取ったデータではなく、直接知っている人の話と言うのは信憑性があります。そこから、面白いことが見えてきました。


 この友人達は、バックグラウンドで2つに分けることが出来ました。一つは、北京オリンピックや上海万博に代表される中国の発展が留学の大きな理由になっっているグループ。もう一つは、血縁に中国人がいるグループ。この二つのグループは、今後の身の振り方に置いて差が現れます。前者は、日本へ帰国する確立が高い状況という事。後者は、日本或は中国いずれでも構わないと言う事。当たり前と思われるかもしれませんが、留学生が突きつけられる現実なんですね。

 
 私も経験者ですが、海外で働くというのは、かなり大きな勝負です。家族が既にいるなどバックグラウンドを持っていると、大分異なりますが、異国の地で仕事となると生活、保険、ソースなどが国内と比べて圧倒的に厳しくなります。先の華東師範大卒のメンバーは15年以上前です。中国語を話せる人材、そもそも中国生活を知る人材として、重宝され記帳価値がありました。しかし、今は大分状況が異なります。言い換えれば、ライバルが多いと言う事です。

 例えば、、、
 
 - 日本で中国語を勉強した社会人
 - 日本で中国語を勉強した学生
 - 中国の大学卒業の日本人
 - 中国の大学卒業の日本人(中国バックグラウンド有り)
 - 中国で就業経験がある人(10年選手も多くいます。)


 他にもライバルなら、いくらでも出てくるでしょう。

 この辺りは、実は既に社会人になっている人も変わらないと言えると思います。中国へ働きにくる人は、こんごも継続して増えていくと思います。大切なのは、自分ならでは優位性を見つけ育てて行く事。それから、周囲を見ながら自分の足場を固めて行く事も大切ですね。



テーマ:「マインドマップについて」    ・・・ 佐藤

 今回の更新にアップした写真が、マインドマップです。それ自体の説明は、他のウェブサイトを参考にして下さい。ちょっといい加減ですみません。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/マインドマップ
 http://mindmap.jp/000093.html
 http://matome.naver.jp/odai/2129517245843627301
 http://lifehacking.jp/2009/05/three-mindmap-misconceptions/


 

 

 個人的には、マインドマップを発明されたトニー・ブザン氏が書かれた"頭の良くなる本“がオススメです。強いて言うと必読書だと思います。
 










テーマ:「今後10年中国でどう生きる」   ・・・ 柴田

 このテーマは、ぞうごの会のメインテーマの一つです。既に柴田さんも、何度もトピックとしてあげてくれています。そもそもの問題提起は、中国の5カ年計画に発します。日本国内にいると、政治を余り身近に感じる事はありません。仕事上でも、大きく影響があったと言う事は多くはないのではないでしょうか?しかし、中国で仕事をし生活をするものにとって、中国の五カ年計画や政策は大きな影響を与えます。

 今回党大会がありました。その際の胡錦濤語録を解説した記事です。(日系ビジネスオンライン)
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121120/239620/?bv_ru


 中国人の収入上昇をどう見るか?市場の拡大と見るか、人件費の高騰と見るか、立場によって様々でしょう。今回は、余り時間がなく、問題提起を再度するに留まりました。田端さんが提起くれた問題にも深く絡みますね。これからも継続して、深堀して行きたいと思います。


 現状把握という点で以下のサイトがオススメです。

 日本貿易振興機構JETRO
 ・HOME>海外ビジネス情報>国・地域別情報>アジア>中国
  http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/
  ☆基礎情報の検索に使っております。

 ・HOME>海外ビジネス情報>国・地域別情報>アジア>中国>調査レポート
  http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/reports/
  ☆対中投資動向の調査時に使用しました

 外務省
 ・トップページ>各国・地域情報>アジア>中華人民共和国
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/index.html


 
 では、今回もお疲れさまでした。


PS
・田端さん、柴田さん、勉強会資料の作成有り難う御座いました(^ ^ //