ぞうごの会

ステップアップを目指す勉強会・懇親会@上海

第21回勉強会 「日中関係の温故知新」 Vo.1


今回の勉強会は、武夷路101号にある”おかめ”の場所を借りて行われました。写真の場所です。

テーマ
「中国と日本の関係について勉強不足と感じている方が多いのではないでしょうか。今回の勉強会では、特に近代史について学びを深めたいと考えています。今の中国、そして日本の原点が何かを考え、これからの時代について皆さんから学びを集めたいと思います。キーワードは温故知新です。」


 今回から連続で数回は、上記テーマを元にA4×1枚を自主勉強し発表と言った形をとることになります。



では、第1回目のダイジェストです。

今回の発表者:2名
横瀬: 中国バイブルの作成。
・佐藤: 日中関係年表の作成。

日中バイブル:「中国では、『えっ?』という出来事に遭遇する事が日常茶飯事です。
文化が違うわけですから当然の事なのですが、ここ中国で仕事をするにあたっては、どうしても理解していかなければならない部分があります。(試料より抜粋)」

中国を「アウェイ」と表現し、ここで仕事を生活をしていく上で、ポイントとなることを纏めてくれました。今回は、以下の3つについて話をしてくれています。 

・口利きと賄賂について
 中国で仕事をしていると、日常茶飯事と言っていいほど、これが絡んで来ます。日本から来たばかりの時には、ほんとうに驚かされるものです。客先の購買担当者から、自分の銀行口座がメールされて来たり、季節の出し物「月餅」とか「商品券」を要求されたりと、あからさま加減にもびっくりです。発表では、「先豊論」と「格差」など上げながら説明して頂きました。

 実際には、ある程度受け入れる体制をつくるしかないようです。「融通を利かせる」ことが大切です。どこかで、対応方法を纏めてみたいですね。


・体感成長率
 中国では、経済成長率が8%以上ないと体感できない。現在も10%以上の成長を堅持している中国ですが、インフレ率等を考慮すると大きくないという見方もあるとのこと。確かに最近では、中国ローカルの業者から、景気が悪いと言う話を聞きます。日本の様に停滞感はないものの、以前の金がうなる様な時代は過ぎてしまったのかもしれませんね。

・列に並べないのはなぜか?
 10年前ならいざ知らず、今でも割り込みは見られます。文化レベルの問題と切り捨てるのではなく、1980年代の混乱や物がなかった時代の影響をひも解きながらの説明は、目から鱗でした。歴史の勉強不足を痛感しました。


日中関係年表:日中関係の重大イベントを一覧できるようA3紙に纏めました。温故知新で勉強した内容を更新していくことになります。どんな年表が出来上がるのか楽しみです。

以上。


次回のぞうごの会も@おかめになります。