ぞうごの会49
暑いですね^^
本当に暑いですね^^
先日外を歩いていたら焼きこげてしまうかと思いました^^
さてさて、ぞうごの会も次回で50回です。ですから今回は49回目、なかなか感慨深いものがあります。継続回数と内容の濃さでは、上海のどの会にも負けない自負があります!、、、ブログの更新は、はてさて遅いのですが − −...
今回は!
勉強会 ・・・ 5名
懇親会 ・・・ 中止
残念!"おかめ"料理の写真は、次回にお預けです。
ただ、テーマはとても面白い内容になりました。
「暗号化についての規定」 ・・・ 雪岡さん
「孫子の兵法」 ・・・ 久能さん
中国は閉ざされた国。なんて感じる方は、もうそろそろ、いなくなっているのではないかと思います。とは言え、ネットワーク関係では色々あるようですね。雪岡さんが、「暗号化」をキーワードに解説してくれました。
近くて非なる中国。でも、日本には中国の思想が流れ込んでいます。その一つが、孫子の兵法。10年中国にいる私ですが、中国について勉強を始めたのは最近。反省。久能さんが、「孫子の兵法」ダイジェストをやってくれました!
ぞうごの会のブログは、正直長いのです。そこで、勉強会のダイジェストは、テーマ毎に別にアップしてみることにしました。追って、更新しますのでご確認頂けると幸いです。
暑い夏ですが、頑張って活きましょう!!!
☆☆☆後記☆☆☆
中国にいますと色々な知識が経験が必要です。なにしろ自分一人で全てのことをやらなくては行けないのですから。営業、人事、財務、生管、品質、、、。反対に仕事を一本に絞れない事から、専門性が不足しがちになり、日本では使えない何でも屋になってしまう不安を抱える事になります。これはジレンマですね。
忙しい毎日に押し倒されながら、不安だけは募っていく。
解消する方法があります。
勉強する事。これ本当です。都度〃〃の内容が浅かろう、都度〃〃の内容が仕事と関係なかろう、新しい事を知り、人に会い、模索する。
仕事をするだけでは、不安は解消出来ませんよ^^
ぞうごの会には、起業に至ったり、総経理や副総経理などを任される様になった仲間が沢山います。
偶然なのか、必然なのか?
これが嬉しい^^
「孫子の兵法」 ぞうごの会49
テーマ2:「孫子の兵法」
講師 :久能さん
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ぞうごの会49のダイジェストになります。
ご入用の方には、当日の資料をご提供させて頂きます。
メールにてご連絡下さい。
連絡先:mmbs@zaowu.biz
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色々なビジネス書、自己啓発本などを読んでいると出てくるのが「教養」と言う単語。特に海外で仕事をする上で、一個人としての質の高さが大切だとされます。その国の事を学ぶ事、そして自国も学ぶ事。その為には、古典を読むのが良いのだそうです。日本であれば「文学」、中国であれば「思想書」となります。
今回は、中国古典の一つである「孫子の兵法」についてを久能さんが纏めてくれました。
「孫子の兵法」は、中国の春秋時代の孫武の作とされています。呉の軍師で有った孫武が彼の引退後に、戦の勝ち負けを分析し纏めたものだそうです。ただ、孫武が実在する人物かどうかはハッキリしないそうです。紀元前500年前後のことですしね。
この頃の中国は、春秋戦国時代(紀元前770年-紀元前221年)に辺り、戦乱に明け暮れた時代でした。どうやったら戦争に勝てるか?どうやったら国を治めるか?を考える思想家が多く現れました。諸子百家と呼ばれます。現代にまで伝わる殆どの思想は、この時代に生まれたのです。紀元前ですよ?
因に兵法としては、「孫子の兵法」が一番有名で、これが作られる以前は、戦の勝ち負けは天の運によるものが大きいと考えられていたのです。但し、現代の形に編纂されたのは、大分後になってからで三国時代(180年頃-280年)の事です。三国志で有名な、曹操の編纂に寄る物だそうです。策謀の曹操らしい逸話ですね。
時代も古く、兵法と言う仰々しい書物ではありますが、実は日本人には結構なじみ深い物です。例えば「彼を知り己を知れば百戦危うからず、、、」や「早きこと風のごとく、、、」で始まる言葉も孫子の兵法にあります。
非常に多くの歴史上の人物が目を通しています。
吉備真備、
武田信玄(風林火山、、、)
東郷平八郎(バルチック艦隊を破ったT字戦法、、、)
徳川家康、
源義家。
ナポレオンもその一人に挙げられ、当時既にフランス語訳があったと言われています。
天の邪鬼な私は、孫子の兵法を読んでたけど負けてしまった人の名前と原因も知りたいなと思いましたが、それは流石にむりなのでしょう。なにしろ負けてしまえば、歴史に名は残りにくいですからね。
さて、そろそろ内容に入っていきます。
「孫子の兵法」、戦争をすることに主眼を於いていないのが、大きな特徴です。「不戦」がキーワードで、戦わない事を最も評価しています。戦争が起これば、国の人や財産に被害が発生します。それを良しとしません。ですから、戦争を起こすまでもなく、政治的にも心理的にも「勝った」状態を作り出す事に主眼が於かれている訳です。
最悪な事態は、戦争を始めてから「勝つ方法を模索する」ことだそうです。
なんだか起業にも似ていますね。会社を興してから、儲かる方法を探す。そんな経営者が多くはないでしょうか。勿論、儲かる商売を探していて、いつまでも起業出来ないというのも違う様な気がします。そこはバランスが重要なのでしょう。ビジネスにも「孫子の兵法」は、役立ちそうですね。
講師をして頂いた久能さんが、「孫子の兵法」をビジネスで使う際のアドバイスを纏めてくれました。何しろ「孫子の兵法」は、戦国時代の書物です。敵に勝つ為の方法を説いているわけです。そこで、「何か忘れていませんか?」と。
戦争を題材にした戦略は、自国と敵国の戦いに勝つかを主題にします。現代のビジネスとは違います。「顧客」は的ではありません。現代ビジネスは、生きるか死ぬかの戦国時代の側面もありますが、「いかに顧客に選ばれるか」に主眼がおかれなければいけない。ここで、いかに敵を負かすかを考えていると、痛い目を見るでしょうとの事。
確かに。
大前研一の言葉を例に説明をしてくれました。
3Cと言うフレームワーク ・Customer
・Competitor
・Company
「顧客を置いてきぼりにしてはいけない。」("企業参謀" 講談社文庫)
確かに実感ですね。
久能さん曰く、ヒーローになってはいけない。絶対に不可能な状況を覆して、勝利を得た人物はヒーローになれる。けれど、そもそも「その状況に自分を追い込んだ」時点で、既にその人は負けてしまっている。無駄に頑張ってはイケナイってことですね。ビジネスであれば、「真っ正面から戦わずに、戦わなくても勝てる分野を探し、素早く行動に移し儲ける」と言う事です。
本当、勉強になりました!
B!B!Q! (ぞうごの会48 7月13日)
7月13日は、夏恒例のバーベキューでした!
ぞうごの会の主催者には、BBQ男がおりまして、夏になると張り切ってBBQを企画してくれます^^
今年で2回目のBBQ、ビールを片手にお肉をほおばりました!(写真には乗ってませんが- -)
肉は古北の韓国肉店産
ビールは樽ビール
キムチやモロキュー
宝レジェンドとマッコリ
野菜焼き〜
そして、、、
恒例のスイカ割り ↓ ↓ ↓
私たちのスイカを割りは注目の的!隣で同じくバーベキューを催していたいわゆる外人さん達、私たちがスイカを割り始めるやいなや写真をパチリパチリ!
割ったスイカはというと、、、
美味しく食べさせて頂きました ↓ ↓ ↓
P.S.
次回のBBQは、秋口とのお話も、、、。
ぞうごの会47 6月15日
プチトマトのマリネ黒こしょう風味、懇親会のお料理からの一品です。プチトマトの甘みに粗挽きされた黒こしょうの香りがとても鮮烈でした。箸休めにもビールのツマミとしても合います。今回もおかめ料理を堪能させて頂きました。
なんでこんなに美味しいのでしょう。女将の腕か食い意地か?
6月15日は、
出席者:8名 ・・・ 勉強会
7名 ・・・ 懇親会
となりました。少しづつ出席者が増えています。今回も新しい方が2名来て頂きくことが出来ました。今年に入ってから6名前後の方に出席頂いているように思います。勉強会としては、お互いの顔が分かり、意見も話せて聞けて、丁度良いサイズではないでしょうか。
さて、今回のお題はと言うと?
・「孫文と清朝末期」 柴田さん
・「3Dプリンターとは?」 中北さん
・「褒め達(ほめたつ)」 中北さん
お題が全然関連していないのは、ご愛嬌です。
中国で仕事をし、暮らす。もう10年もやっていますが、中国の事を結構知りません。それでも何とかなってしまうのですが、やっぱり知らないより知っていた方が良いでしょう。「孫文」は、避けて通れませんね。
歴史年表に照らし合わせ、孫文という人物を追いかけました。今回は、どちらかと言うと概要を学んだという印象でしょうか。「成功するまで続ければ失敗ではない。」ビジネス書や自己啓発本でも見られる言葉ですが、孫文は或る意味王道を通ったのかと感じました。反対に、断片的につまみ食いをすると、アメリカ国籍を持ち、日本人の奥さんがいて、中国の父と呼ばれる人物。大分意外な面が現れます。
時代背景のこともありますが、孫文自身、周囲の人達、時代、等〃、学びを深める良い切っ掛けになりました。また機会を作ってみようと思います。
「3Dプリンター」は、今後の製造業を根底から変えてしまう様な物です。簡単な概要を紹介して頂きました。何もない所に立体物が出来上がっている様子は不思議ですよ。まさにドラえもんの世界です。(以下、参考になるサイトです)
スターウォーズのヨーダが作られていく様子
http://www.youtube.com/watch?v=8_vloWVgf0o
2012年3Dプリンター展示会の様子(ロンドン)
http://www.youtube.com/watch?v=S-E6vRfnijw
最後に「褒め達」です。
正式名称は、褒めの達人です。普段から周囲を褒めてますか?やりませんよね。褒めるって恥ずかしい。褒められるのも恥ずかしい。でも、テンションは上がります。別途ブログを書きましたので、そちらをご参照下さい。
http://www.zaowu.biz/2013/06/19/ほ-め-た-つ/
柴田さん、中北さん、講師役有り難う御座いました。
ご出席の方々、ご苦労様でした。
次回も宜しくお願い致します。
〜お知らせ〜
7月13日(土) バーベキュー大会 with スイカ割り
7月20日(土) ぞうごの会
7月27日(土) 読書会
勉強会:全脳思考イントロダクション(ぞうごの会45)
出席者:10名(講師含む)
*左下の顔は怖い写真ではありません(笑
工場見学:松江メッキ工場(ぞうごの会44)
松江にあるメッキ会社様にお邪魔致しました。
会社名:上海科缇斯实业有限公司(COATiS)
出席者:10名
“メッキが剥がれた”なんて、たまに聞きませんか。慣用句的には使われますが、実際のメッキは剥がれてしまうと大問題。お客様からクレームが殺到します。
例えば水道の蛇口とか、食器類、スーパーのカート、身近な物に使われています。銀色でピカピカ光沢のあるものは、実はメッキされたものであることが多いのです。メッキが剥がれて、錆が出ているのを見ること無いですよね。(中国では結構有るかな- -;)
今回は2部構成。
前半で、或る日系企業様の向上発展の歴史。
後半で、メッキ工場の内部見学です。
<前半:と或る電子部品メーカー工場盛衰>
・1996年にそのメーカは、上海に進出しました。最初は、300平米程の2階建ての工場。従業員も数十名です。この頃、松江区では日系企業の誘致が盛んに行なわれていました。同年代に多くの他の企業も進出して来ています。
・このメーカーは、最終的には、区内に工場を6カ所か前、従業員も15,000名まで成長しました。日系企業の中でも成功した部類に入るのではないでしょうか。いわば、チャイナ・ドリームを成し遂げた訳ですね。
・残念ながら、現在は規模も大分小さくなってしまいました。
この会社で以前、メッキ会社の社長も私も仕事をさせて頂いておりました。前半では、自分達の経験を踏まえ、工場が大きくなる過程や、その逆をお話させて頂きました。各工場を車で回り、以前の仕事場を紹介していくと言うのは、結構感慨深いものだと思いました。
チャイナ・ドリーム。
人件費の高騰や最近の色々で、もう余り耳にすることはありません。けれど、10年程前には、本当にあって、実現した企業や個人は沢山有ったんです。失敗談も数多く有るとは思いますが、反対に成功談だって存在するんです。なぜか、こういった話しは外へ出て行かないですね。
さて、<後半>です。
メッキってどうやってするのでしょう?
メッキをする工場を見る機会は余りないですよね。
ぞうごの会の出席者にメッキ会社の社長さんがおります。元同僚のよしみで、工場見学をお願いしたら、快く^^引き受けて頂けました。社長さんは、日本人です。元同僚と資金を出し合い会社の立上げを行ないました。設備を購入し、人を雇い、いまやっと一年半が過ぎたそうです。これは、かなり凄い事です。
ここでは、ちょっと書けないのですが、立上げから今までに大きな失敗も有ったそうです。会社を畳む直前まで追い込まれたことも有ったそうです。それでも、「都度〃〃の問題を一つ一つ解消し今が有る」とおっしゃっていました。結構具体的な失敗談なんかも聞けたりして、普段は聞けない様なことに出席者もドヨドヨです。(以下写真)
この会社、生産状況によって日程の調整は必要ですが、工場見学をいつでも引き受けているそうです。もしご興味がありましたら、コメント欄にご要望をお書き下さい。
今回の工場見学会では、
・学生さん
・証券会社さん
・商社さん
と色々な業界のかたが来られました。
業界に関わらず、物造りの現場にご興味の有る方々が多いようですね^^